ピーター・フランクル

朝、駅への道すがら彼とすれ違いました。実物を見るのは初めてです。
彼を見てふと思い出したは「大学への数学」という高校生のときに少しかじっていた雑誌です。大学へのと言ってるくせに、大学受験レベルを超えた問題が掲載されており、数学マニアの高校生しか読んでいないだろう雑誌なんです。まだ、あるかなと思い調べて見たら、未だなお現役でちょうど創刊60年らしい。こんな雑誌がそんなに続くなんて、すごいですね。世の中捨てたもんじゃない。

 

月刊「大学への数学」

 

この雑誌にピーター・フランクルからの「宿題」ってコーナーがあって、その問題の回答を読者が投稿する仕組みになっている。ただでさえ難しい問題ばかり載っているのに、その「宿題」はとんでもなく難しく、当然に投稿したことはない。。ただ、高校のクラスメートたちが休み時間などに解法を競ったりしていて、自然と私も話題に混じっていました。(ちなみに、そのときにいた二人は大学のセンセイになっており、あの時から違ってたのかな。)

 

小学生の時から、たくさんのことを暗記したり時間内に多くの問題をこなすっていうことがあまり得意でなかったけれど、難しい1問を何日もかけて解くっていうのはゲームのようで楽しいなと思った記憶があります。

 

社会に出てから、とくに会社を経営しだしてからは、答えが中々出ない問題を毎日のように問いている感じです。昔はそういうのが好きだったのになあ、いまはちょっと憂鬱だったりします。

 

「難しい問題を楽しく出題する」ってことが彼のすごさだったんですね。

 

 

 やっぱり、彼の門下生が育ってるんですね。

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